2025年4月、娘キララちゃんが都内の難関私立小学校に入学してから、早くも2ヶ月が経ちました。
入学前には見えなかったリアルな生活、親子で感じた変化、そして「受験してよかった」と思えた理由とは?
私自身、入学前に「こんなこと知っておきたかった…!」と感じたことがたくさんあります。
これから私立小学校を目指すご家庭の参考になればと思い、わが家のリアルな体験をまとめてみました。
- 学校情報が出回らない理由が、入学後にわかった
- 毎日の送迎が想像以上にハード!でも大切な時間
- 登校から就寝まで…1年生のリアルな1日のスケジュール
- 授業は「楽しさ」重視!無理なく丁寧にスタート
- 宿題は毎日。でも無理のない量で安心
- 友達づくりの工夫が授業の中にたくさん
- 記名作業が想像の10倍大変だった!
- 入学当初はとにかく疲れる!みんな一緒で安心
- 保護者の学校訪問が想像以上に多い
- 2年生〜6年生の先輩生徒のサポートに感動!安心して通える仕組み
- 想像以上にハイレベルな習い事事情
- 放課後は遊べなくても大丈夫!土日にしっかり交流
- 子どもも親も“質”が高いと感じる
- 送迎服はネイビーが最強!
- 親の交流も自然に広がった
- 驚くほど「時間がない」毎日…家電フル活用で乗り切る!
- 子どもたちが深い愛情の中で育っていると感じる
- 最後に:この学校を選んで本当によかった
学校情報が出回らない理由が、入学後にわかった
受験期には、学校の情報を集めようと必死にリサーチしましたが、娘キララちゃんの志望校の情報はベールに包まれており、ネット上詳しいことは出ておらず「もっと学校情報がほしい」と何度も思いました。
でも、入学してみるとその理由に納得。情報が少ないのは、子どもの安全を守るためだったんです。
登下校の時間や行事の詳細が非公開なのは、リスクを最小限にするため。
保護者間でも情報の取り扱いは慎重で、「知っていてもネットには書かない」が暗黙の了解です。
我が子を守るため、極力詳細を外部に漏らさないことを徹底しています。
毎日の送迎が想像以上にハード!でも大切な時間
都心の私立小に1人で通うのは、こないだまで幼児だった娘にはまだハードルが高め。
小さな身体に大きなランドセルを背負って、自宅から少し距離のある私立小学校まで、公共交通機関を利用して1人で通学するのは至難の技。乗り継ぎがあったりするとさらに大変です。
1人で登校も可能ですが、今のところ基本は親の送迎が送迎しています。
「毎日の送迎」は親のスケジュールを左右する大きな任務になりましたが、
登校前の会話や下校後のふり返りなど、子どもとの大事な時間にもなっています。
登校から就寝まで…1年生のリアルな1日のスケジュール
入学後、生活リズムの調整は最大の課題でした。
- 5:30 起床
- 7:00ごろ 登校(自宅出発)
- 14:30ごろ 下校(お迎え)
- 15:00台 帰宅
- 宿題・習い事
- 18:00 夕食
- 19:00 お風呂
- 20:00 就寝(理想)→ 実際は21:00を過ぎることも…
毎日同じスケジュールでも、疲れた日はグズグズに…。
起床時間が早い分、早くに寝かせたいところですが、なかなか思うように早くこなせず・・時間との戦いが続いています。
授業は「楽しさ」重視!無理なく丁寧にスタート
授業はがっつりお勉強というよりは、まずは「学校生活に慣れること」や「お友達と仲良くなること」を大切にしている印象です。
- 国語は、ひらがなから丁寧に学びスタート。お友達とのやりとりもたくさん。
- 算数も、数を使った遊びのような内容で「楽しく学ぶ」工夫が満載。
詰め込みではなく、「できた!」「楽しい!」を積み重ねる授業スタイルに、親としても安心しています。
宿題は毎日。でも無理のない量で安心
宿題は毎日出ますが、30分程度で終わる分量です。
内容は「その日習ったことの復習」「簡単なプリント」など、親も無理なくサポートできるもの。
疲れていても「これならできるかな」と思える量なので、学習習慣づけにちょうどいいです。
友達づくりの工夫が授業の中にたくさん
驚いたのは、入学から2か月しか経っていないのにすでに席替えがあったこと!
グループワークやペア活動も多く、自然にいろんなお友達と関われる仕掛けが授業の中に組み込まれています。
元々幼児教室や幼稚園が一緒とかの理由で入学前からすでに仲良しの子がいる中、キララちゃんはお友達がいない状態でのスタートで心配でした。
しかし、子どもは席が近いとか、通学経路が一緒とか、授業で関わったりと様々な理由であっという間にたくさんの友達ができました。
入学時に知り合いがいなくても、友達ができる環境づくりがしっかりしていて安心です。
記名作業が想像の10倍大変だった!
みんな指定の同じものを持っているので、すべてのものに記名が必要。
色鉛筆一本一本から算数セットの細かなブロックやカードの一つ一つ、小さなやサイコロ…
すべてに名前を書いたり、シールを貼ったり、縫い付けたり。
ものによっては、記名の仕方や縫い付け方の指定が細かくあり、かなり時間が取られました。
縫い付けなどを含みますが、記名だけでトータルしたら丸一日以上かかりました。
「これにも記名!?」と驚くものばかりで、まさに記名の嵐。
シールを活用したり、裁縫系は母にも協力してもらったりでなんとか乗り切りました。
でもこれがトラブル防止になるので、手間を惜しまなくてよかったと思っています。
入学当初はとにかく疲れる!みんな一緒で安心
入学直後の娘は、毎日ぐったり。
慣れない通学、授業、新しいお友達過ごす小学校生活。
たくさん集中したり、いろいろなことを覚えたり、新しい友達との関係性などなど気を張っているのか、帰宅後はぼーっとしていたり、すぐに眠くなったり。
同じように「帰りの電車でウトウトしてる」「帰宅後に昼寝するようになった」という声を、他のママたちからもよく聞きました。
みんな同じように、新生活に疲れを感じているようです。
無理をさせないライフスタイルや、自宅を安心できる場所に整えたいところです。
保護者の学校訪問が想像以上に多い
保護者会や説明会など、保護者の学校に行く機会の多さは想像以上。
学校の行事や方針に関し、保護者の理解を深めるための会を開いてくれています。
それらは「任意参加」であっても、ほとんどの保護者が参加しているのが実情です。
遠足の時も、保護者が現地(遠足先)にお迎えにいくというミッションがあり、公立小でそのようなことを経験したことがなかったので驚かされました。
大変ですがその分、学校の考え方や子どもたちの様子を直接知れる機会が多く、理解が深まりました。
2年生〜6年生の先輩生徒のサポートに感動!安心して通える仕組み
娘の学校には、2年生以降の先輩方の面倒見が良く、たくさん1年生をサポートしてくれています。
1年生1人に対して、6年生が1人ついてくれて丁寧に教えてくれることもあります。
登校時や授業中も、先輩生徒が優しくサポートしてくれるので、新1年生でも安心してスタートできる仕組みが整っています。
学校全体で、1年生が困らないように見守ってくれて、可愛がってくれているのを感じます。
想像以上にハイレベルな習い事事情
英語、ピアノ、水泳、バレエ、体操教室、絵画教室・・・
基本的にたくさん習い事をしている方が多いです。
多い子は週6で習い事がある子や、1日に2〜3個の習い事を掛け持ちしている子もいると聞いてびっくり!
習い事で学習の先取りをしている子も多く、ペースをつかむまでは親も子も大変。
でも、学校もしっかり教えてくれるので、焦らず自分たちのペースで進めば大丈夫です。
放課後は遊べなくても大丈夫!土日にしっかり交流
近所にある公立小学校と違い、電車やバスで通うことになるため、「私立小は放課後に近所の子と遊べない」と心配していましたが、
平日は宿題と習い事でみんな忙しい!
放課後に遊べないのは当たり前で、土日に遊ぶスタイルが定着しています。土日には近くに住む同じ保育園出身のお友達とも遊べていて、放課後遊べないことは心配無用でした。
むしろ、「学校の友達」「習い事の友達」「地域の友達」といろいろな場所で様々なお友達ができて嬉しそうです。
子どもも親も“質”が高いと感じる
お友達は学習意欲が高く、思いやりのある子が多いです。
興味関心、学習意欲、宿題への取り組み、休み時間の過ごし方、お友達への声のかけ方、駅や公共機関での過ごし方など、お友達の質の高さを感じます。
元々真面目で頑張り屋さんの娘キララちゃんにとって、雑音の少ない状況で、素敵なお友達に囲まれてまっすぐに取り組むことができています。
親御さんも皆さん教育熱心ではあるものの親切で礼儀正しく、マナーがよい印象。
親は医師、経営者、マネージャー職のご家庭も多く、
経済的も余裕のある方が多く、お忙しくても調整しているのか学校行事への参加率も高めです。
送迎服はネイビーが最強!
浮かない服装=紺服
送迎時の服装は、ネイビーが圧倒的人気。
お受験感が強すぎず、学校の送迎にも職場にも行ける「きちんと感のあるネイビー服」は使い勝手が抜群で、たくさん買い足しました。
黒もネイビー寄りなのでOK。白・グレー・ベージュなどを取り入れている方も見かけますが、ネイビーが一番周囲に馴染みやすく、安心感あります。
親の交流も自然に広がった
知り合いゼロでの入学でしたが、娘はすぐに仲良しのお友達ができました。
私は、入学式の日に勇気を出して声をかけたママとLINE交換。
その後も少しずつ顔見知りが増え、「相談できる人」がいることの安心感を実感しています。
驚くほど「時間がない」毎日…家電フル活用で乗り切る!
早起き、送迎、宿題、習い事、仕事、家事…。
とにかく時間が足りない!
わが家では、
- ネットスーパー
- ホットクック
- 洗濯乾燥機
などのサービスや家電をフル活用してなんとか乗り切っています。
テレビやネットを観る余裕もなく、絵本タイムすら取れない日も。
子どもたちが深い愛情の中で育っていると感じる
娘のお友達はみんな優しく穏やか。
他人に優しくできるのは、その子自身が大切にされているからだと思います。
保護者の方々も「我が子が可愛くて仕方ない」という愛情にあふれています。
子どもたちは、家庭で深い愛情を受けながら育っていると、接していて感じる場面が本当に多いです。
最後に:この学校を選んで本当によかった
娘に合うと思って選んだこの学校。
入学から2ヶ月がたち、先生・お友達・環境、すべてがぴったりで「この選択は間違ってなかった」と心から思えています。
これから小学校受験を考えている方や、すでに準備を始めている方に、
リアルな1年生の生活が少しでも参考になれば嬉しいです。
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