娘のキララちゃんは、年長の7月に最難関私立小学校の受験を決意。
準備期間はわずか4ヶ月という超短期。
8月から幼児教室に通い始め、通塾から3ヶ月で本番を迎え、
11月1日受験校の志望校に合格!
さらにその後受験した国立小学校にも合格しました。
同じ学校に入学した保護者の方々に準備期間の話をすると、
「そんな短期間で合格したなんて信じられない!」
と驚かれることばかり。
実際、同じ学校に合格したご家庭は、今まで聞いた方は全員
遅くとも年中の秋までには準備を始めていたとのこと。
我が家は私立は第一志望校のみ受験し合格したこともあり、
「それはもうギャンブルすぎる!」とも言われました。
私立小学校の人気校は、10倍を超える倍率。
10人に1人しか受からない過酷な世界。
そんな難関校で、なぜキララちゃんがご縁をいただけたのか。
親として分析した「合格につながったキララちゃんの特徴」をご紹介します。
小学校受験で重要な4つの準備
まずは志望校の入試傾向を徹底的に分析。
以下の4つの要素が重要だと判断しました。
1. ペーパー試験
ボーダーラインが不明だったため、とにかく「90点以上」を目標に対策。
2. 行動観察(他者との関わり)
普段から保育園でお友達や先生に対して思いやりを持って接していたので、ここは大きな不安はありませんでした。
3. 面接
短期間で取り繕うことは難しいので、ありのままで挑戦。
4. 願書
就職活動のエントリーシートのようなものと捉え、キララちゃんの良さや学校との相性をしっかり伝えることを重視。自分自身で「これ以上ない」と思える内容に仕上げました。
合格につながったキララちゃんの特徴
小学校受験する上で重要だと感じた4つの準備
(ペーパー、行動観察、面接、願書)
これらをクリアする上で、合格につながったと思われるキララちゃんの特徴です。
志望校との相性が抜群
学校の教育方針とキララちゃんの性格が自然とマッチしていました。
志望校を見つけた時、「キララちゃんにぴったり!」と思いましたが、その直感は正しかったのだと思います。
意志の強さ・負けず嫌いな性格
キララちゃん本人に、絶対志望校に行きたいという強い思いがありました。そして負けず嫌い。できない問題が1つでもあるもすごく悔しがり、難しい問題も「できるまでやる!」という強い気持ちで取り組んでいました。
「ちゃんとした子がいる学校に行きたい」という本人の想い
キララちゃんは、ごく普通の保育園に通っていたため、いろんな性格や行動の子どもたちと日々関わっていました。
中には、
・先生の話を遮ってしゃべってしまう子
・約束やルールを守らない子
・お友達に意地悪をしてしまう子
・乱暴な言葉を使う子
もいる中、キララちゃんの中に
「もし小学校を選べるなら、人に優しくできる“ちゃんとした子”が集まる学校に行きたいな」
という思いが芽生えたと話していました。
地頭の良さ
赤ちゃんの頃から賢さを感じていて、1歳で文字が読めるほどの記憶力と観察力がありました。
家庭で特別に教えたわけではありません。
1言ったら10理解するようなことも多く、小学校受験の難関問題も、短期間で理解して解くことができるようになりました。
先祖に東大卒が複数いたりするので、隔世遺伝かな?と話しています。
愛される性格
何事にも一生懸命、いつもニコニコで、優しくて気が利く性格。
保育園でも大人気で、たくさんのお友達が「キララちゃんと遊びたい!」
と喧嘩を始めることもあり、
先生はお友達がキララちゃんと遊ぶ順番を決めるための抽選箱を作るほど。
友達にも先生方にも協力的、指示を守るだけでなく、先を読んで行動、気配りするところがあるので、保育園や習い事の先生にも好かれていました。
試験官にも、好感を持ってもらえたのかなと推測しています。
実際、行動観察は合格の鍵となったと感じています。
自主性と協調性のバランス
様々な学校でキーワードになる「自主性」「協調性」。
キララちゃん自身が、「自分のことは自分でやる」だけでなく、
「人の役に立ちたい、協力しあいたい」という気持ちも強く、
行動観察ではプラスに働いたと思います。
お制作が大好き
時間さえあれば絵を描いたり工作したりと、お制作が大好きだったことから、
巧緻性の問題も得意でした。
保育園で過ごす時間を有効活用
キララちゃんはごく普通の保育園でしたが、
ひなまつりや七夕など行事のときには説明してくれたり、
行事にまつわる絵本を読んでくれたりしました。
保育園の自由時間を有効活用し、
「保育園にお花の図鑑があるから、お花の種類と季節を覚えてこよう」
と自分で手書きのお花図鑑を作ったり工夫していました。
共働きで十分に教えてあげられない部分を、保育園がフォローしてくれたのも大きな要因です。
効率的な勉強法
母(私)はTOEICを3ヶ月の短期集中で170点アップ(795→965)させた経験があり、そのときに体得した効率的な学習法をキララちゃんにも応用しました。
勉強方法に関しては、後日記事にしようと思います。
家族総出で全力サポート
たった4ヶ月でしたが、私たちは本気で、全力でサポートしました。
睡眠不足やストレスで私自身は顎関節症になり、やつれてしまうほどでしたが、
それでも「頑張れるのは今しかない」という覚悟で走り抜けました。
◆ 最後に:短期合格でも「ご縁」はつかめる
周りには最低でも1年以上はかけて準備された方が多い中、わが家は4ヶ月と超短期間での挑戦でした。
それでもキララちゃんにぴったりの学校と出会え、無事に合格できたのは、
「その子に合った学校選び」と「その子の魅力を最大限伝える工夫」
があったからだと感じています。
同じ小学校に入った子のママさんたちは、口を揃えて「本当に大変だった‥」と言います。
みなさん相当な苦労と、濃い時間を経験しているのだと思います。
合格までのストーリーや対策については、今後もブログで詳しくご紹介していきます。
短期決戦でも小学校受験にご縁をいただける可能性は十分にあります。
どなたかの参考になれば嬉しいです。
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