「共働き家庭に小学校受験は無理?不利?」そんな不安を抱えているご家庭も多いのではないでしょうか。
確かに、時間の制約がある分、大変なことはたくさんあります。でも、共働きだから無理ということは決してありません。
実際に、我が家は共働き家庭ながら、最難関私立小学校にも国立小学校にも合格することができました。
この記事では、私たちの体験をもとに、
- 共働き家庭が直面する課題
- 乗り越えるための工夫
- 合格後のリアルな生活
を詳しくお伝えします。
「共働きは小学校受験に不利?」という不安
小学校受験の情報を調べていると、「共働きは不利」「やっぱり専業主婦じゃないと厳しい」といった声を目にすることがあります。
確かに、専業主婦の方が時間の融通が利くのは事実です。
しかし、時間がないからこそ、やるべきことを明確にし、効率的に動けるという強みもあります。
我が家の場合も、試行錯誤しながら工夫を重ねることで、合格をつかむことができました。
共働き最大の壁は「時間の確保」
受験準備で最も大変だったのは、とにかく時間をどうやって確保するかという点です。
受験期にやるべきことは山積み
特に本番目前の秋(9月〜10月)はまさに地獄のスケジュール。
仕事の合間に願書の見直し、娘キララちゃんを寝かしつけてから教材準備のコピー作業…休まる時間はほぼゼロでした。
通勤時間もスマホで情報収集・学習計画の見直しに使い、生活のすべてを受験中心に回す日々でした。
合格のカギは「仕事の調整力」
特に直前期(10月)は、平日にも講習や模試がどっと増えます。
そのため、仕事の調整ができるかどうかが合格の大きな分かれ道になります。
「娘のために仕事を休みたい」という気持ちはあっても、現実的には限界がありますよね。
我が家では、可能な限り有休や半休を駆使して対応しました。
忙しさは精神的な余裕を奪い、つい子どもにイライラしてしまうことも…。
でも、小さな子にとっては、親の機嫌や表情も重要な安心材料。
「笑顔でいる努力」も、受験準備の一つだと感じました。
(とはいえ、ピリピリした空気の中、笑顔で居られない時もたくさんありましたが・・・)
実は、共働き家庭は想像以上に多い!
入学してみて驚いたのが、娘の学校に共働き家庭が非常に多いという事実です。
私の体感では、保護者の7割以上がワーママ(フルタイム・パート含む)。
もちろん専業主婦の方もいますが、働き方は本当に多様です。
また、面接で「母親が働いていることが不利に働いた」と感じたことは、一度もありませんでした。
ワーママだからこその強みもある!
働くママならではのスキルが、受験に役立つ場面はたくさんありました。
- 願書作成での構成力・文章力
- 面接での受け答え力
- 論理的思考・プレゼン力
- タイムマネジメント能力
実際に合格しているご家庭の保護者は、よく気がつき、仕事ができそうでしっかり者という印象の方が多かったです。
合格後も共働きは大変。でも工夫で乗り切れる!
入学後も、共働きの大変さは続きます。たとえば…
- 4月は下校が早く、送迎が必要
- 平日に保護者会や個別面談がある
- 給食がない学校はお弁当作りが毎日
- 習い事の送迎も継続(週6の子も!)
とはいえ、祖父母・ベビーシッター・学童などを活用して、家庭ごとにうまく工夫しているご家庭が多いです。
保護者会にお父さんが参加している家庭もあり、パートナーとの連携もとても重要です。
共働きでこそ身につく「効率力」と「計画力」
我が家の場合、共働きだったからこそ、生活を効率よく回す習慣が自然と身につきました。
- やるべきことのリスト化
- スケジュール管理
- 役割分担の工夫
この経験のおかげか、入学後のキララちゃんも、自分で予定を立てて行動する姿勢が見られるようになりました。
ちなみに、夫婦間で受験のためのスケジュール共有はgoogleカレンダーのファミリーカレンダーを作成し、管理していました。
【まとめ】共働きでも小学校受験はできる!
「共働きだから小学校受験は難しい」と感じている方も多いと思います。
でも、「共働きだから合格できない」「専業主婦だから有利」なんていう単純な話ではなく、受験で問われるのは親の職業や働き方ではなく、「家庭の力」です。
- 子どもの特性に合わせた準備
- 志望校に合った対策
- 限られた時間をどう活かすか
この3つを意識すれば、共働きでも十分に合格は可能です。
我が家も大変ではありましたが、娘に合った環境をどう作り、どうサポートするか日々工夫を重ね、娘と二人三脚で受験を乗り越えました。
今、不安な気持ちでいっぱいのご家庭に、少しでも希望が届きますように。
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