はじめに
「小学校受験って、実際いくらかかるの?」
ネットで検索しても、リアルな金額情報ってなかなか出てこないですよね。
わが家は、年長の夏から短期集中で小学校受験の準備を開始しました。限られた期間と予算の中で、できるだけ効率的に対策を行い、無事に2024年秋に行われた入試で、私立小・国立小ともに合格することができました。
この記事では、実際にかかった費用をすべて公開します!
これから受験を考えているご家庭の参考になれば幸いです。
小学校受験の受験料はいくら?私立・国立の出願にかかる費用
- 私立1校分の受験料
- 国立5校分の出願費用(募集要項購入・検定料など)
- 合計:約4万円
わが家は私立は1校のみ受験・併願なしだったため、受験料はかなり抑えられました。
併願が増えると受験料も増えるため、戦略的に選ぶことが重要です。
国立小学校の募集要項購入や検定料は1000円〜2000円代程度で、5校出願しました。
幼児教室の費用はいくら?短期集中で通った我が家のケース
年長の夏から、短期間で幼児教室に通いました。費用を抑える工夫をしつつも、必要な講座はしっかり受講。
- 入会金・夏期講習・直前講習
- ペーパー・行動観察・巧緻性講座
- 願書添削や模擬面接などの追加オプション
- 合計:約65万円
授業のコマ数やスタイル(個別or集団)で金額は大きく変わります。
わが家は「通える限り通う」方針で、ここは惜しまず投資しました
模試の費用は?国立小・私立小向け模試のリアルな金額
受験本番のような雰囲気になれるため、また立ち位置や得意・不得意を知るため、模試には4回参加しました。
- 1回あたり:1.2万円〜3万円程度
- 受験回数:4回
- 合計:約8万円
国立小に強い幼児教室(わかぎり21)での模試を2回、私立小に強い別の幼児教室での模試を2回の計4回模試を受け、国立・私立両方に対応できるようにしました。
子どもはペーパー・行動観察・巧緻性・面接など実際の形式に即した模試を受けている間に、親に向けた解説講座などもあり、そこでの情報も大変役立ちました。
模試を受けることで、受験者の中での志望校別の順位を知れたり、現時点での実力や課題を把握できたのは大きな収穫です。
願書写真・面接服の費用は?節約しながら見栄えも重視!
■ 願書写真撮影費用
- スタジオ撮影(個人・家族):約2万円
伊勢丹写真館は有名ですが、予約が遅く間に合わず、9月半ばに別スタジオを探して撮影。
結果的に仕上がりも綺麗で費用も半額以下!満足度は高かったです。
■ 面接用の服装費用
- 子ども用:私立用・国立用の2セット(約2万円/メルカリ)
- 父:スーツ一式 約5万円(青木)
- 母:スーツ一式 約3万円(楽天)
- 親子合計:約10万円
百貨店ではなく、リーズナブルなショップやネット通販、メルカリを活用。
それでもきちんと感を出せる服装を揃えました。
娘の私立用はブラウス、ジャンパースカートにボレロ、国立用は衿つき半袖に紺ベスト、ラップキュロットで準備しました。これらはファミリア、ミキハウス等のしっかりしたメーカーの状態の良いものをメルカリで入手し、かなり費用を抑えることができました。
メルカリでお安く購入したい場合、時期によって人気が集中するため、こまめにチェックして購入すると良いと思います。
親のスーツは入学式などでも使えて元はしっかり取れました!
教材・雑費も意外とかかる!見落としがちな小学校受験費用
■ 教材費(市販テキスト・問題集)

- 過去問題集、市販テキストなど:合計約4万円
都度、娘キララちゃんの学習の強化に必要と感じた市販のテキストを買い足して徹底的に学習しました。
志望校の傾向に合う教材選びは地味に大変でしたが、自宅学習の要となりました。
■ その他の出費
- 郵送代・交通費:約2万円
- 書類整理グッズ、スリッパ、カバン、コピー用紙など:約2万円
- 通塾用の服・上履き:約2万円
娘の通塾服はメルカリでワンピース2着を購入しヘビロテ!
自宅学習に欠かせないプリンターは、自宅に元々あったものを使用しました。
細かいものも積み重なると、「受験=幼児教室代だけじゃない」と痛感しました。
小学校受験にかかった総額は?合格前までの費用を全公開
項目 | 費用目安 |
受験料(私立・国立) | 約4万円 |
幼児教室・講習費 | 約65万円 |
模試・講座 | 約8万円 |
願書・面接対策 | 約12万円 |
教材費 | 約4万円 |
雑費(交通費・小物など) | 約6万円 |
合計(受験準備全体) | 約99万円 |
※あくまでわが家の例であり、金額はご家庭によって大きく異なります。
【まとめ】短期でも約100万円!でも工夫すれば小学校受験は乗り切れる
「短期間なら、そこまでお金もかからないかな…」と思っていましたが、実際には約100万円の出費に。
ただ、
- 幼児教室など必要な部分にはしっかりお金をかける
- 衣類や写真スタジオなど、節約できる部分は工夫してコストダウン
というように、お金の使いどころを見極めることが大切だと感じました。
これから小学校受験を考えているご家庭にとって、少しでも参考になれば嬉しいです!
コメント