【正直本気で迷った】せっかく合格をもらえたけど‥竹早小を辞退した理由、正直に書きます

小学校受験【体験記】

2025年度小学校受験、50倍を超える超難関・国立小である学芸大附属竹早小学校に繰り上げ合格をいただいたわが家。

でも、最終的に私たちが選び、進学したのは、第一志望だった「キララ校(私立)」でした。

「せっかく国立小に受かったのに、なぜ辞退したの?」と聞かれることもあり、正直にその理由を残しておこうと思います。

国立志望だったはずが…第一志望が変わった理由

受験を考え始めた頃は、実は「国立志望」でした。都内の国立小学校はどこも倍率が高く、費用面の負担が少ないこともあって、多くの家庭にとって魅力的な選択肢。
わが家も例外ではありませんでした。

【年長7月で決断】第一志望をどう決めた?わが家の基準とリアルな迷い
早稲田を志望校候補から外し、私立小学校選びが振り出しに戻った我が家。この時点では国立小学校志望で、志望していた国立には抽選が必須となるため、抽選のない私立小学校はどこを受けるかを探していました。私立小学校の選び方や分類から我が子に合った志望校を選ぶまで。

けれど、キララ校(私立)を知ったときに、直感的に「ここだ」と感じました。
校風や教育方針が、キララちゃんにぴったりだったのです。

試験当日の竹早小に感じた「魅力」

竹早小の考査当日、受付や誘導などを担当していた在校生たちは、しっかりしていて礼儀正しく、そして何より楽しそうにしていました。生徒同士も、先生とも仲良しなのも伝わってきました。その姿は本当にキラキラしていて、「こういう学校に通わせるのも素敵だな」と心から思いました。

キララちゃんは、本が大好き。竹早小の考査でお手伝いしてくれてい在校生も、待ち時間に本を読んだりしていました。休み時間などに、外遊びより本を読むことに集中していても、そこは問題なさそうです。

声に出さなくても相手の気持ちに気づいてしまうような、繊細で優しい子のキララちゃんが「自分らしく」「楽しんで」過ごせる学校か、キララちゃんがその学校にいるイメージが湧くかという視点で考えるようになりました。

竹早小の魅力に本気で揺れた日々

繰上げ合格の連絡を受けたとき、本当に悩みました。

竹早小の教育方針、「自主性」を重んじる校風。子どもたちが自由に自分の意見を表現できる環境。そして学費の安さ――年間で比べると、寄付金を含めても私立の半額以下という試算に。
今後の教育費(中学受験、高校、大学、英語学習、習い事など)を考えれば、大きなメリットです。

通学・進学・そして“娘らしさ”を軸に決めた

ただ、冷静に家族で考えたとき、やはり私たちは最初に感じた「キララちゃん(娘)に合うかどうか」を一番大切にしました。

それ以外にも、進学・通学面でもキララ校(私立)に魅力を感じました。

  • 進学面の違い
     竹早小から中学へは95%が進学できますが、高校(学芸大学附属高)は系列中学4校から枠で選抜されるため、50〜60%が進学、それ以外は外部受験になります。対してキララ校は中高一貫。受験なしで高校まで進学可能で、大学受験に専念できる体制も整っています。付属校への進学や、中学・高校受験のための学習に時間を割かれず、キララ校ならキララちゃんのしたいことに専念できると思いました。
  • 通学面の違い
     キララ校は通学路も比較的安全でアクセスも良好。一方、竹早小は自宅から通うには乗り換えが必須、さらに茗荷谷駅から徒歩12分、後楽園駅からは15分以上と、駅からの距離もややあり、キララ校と比べてややハードな通学環境でした。

最後の決め手

繰上げ合格の連絡が来た瞬間、すぐに夫に電話しました。

ママ(私)
ママ(私)

どうしよう?


と聞いた私に、夫は迷わず言いました。

パパ
パパ

どうするも何も、もう決めてたでしょ。
娘ちゃんにはキララ校が一番合ってるんだから。

キララちゃん本人にも聞いてみたところ、

キララちゃん
キララちゃん

竹早もすごくいいと思うけど、私はキララ校がいいな。
キララ校の雰囲気とかも気に入ったんだ。

夫の一言と、キララちゃの気持ちを聞き、私の心も完全に決まりました。
すぐに竹早小に辞退の連絡をしました。

キララちゃんが“自分らしくいられる場所”を選んだ

何よりも大切にしたのは、「キララちゃんらしく過ごせる場所かどうか」
真面目で、本好きで、相手の気持ちをすぐに察することができる繊細なキララちゃんが、のびのびと自分の力を発揮できて、キララちゃんが心から幸せを感じられそうな場所。それが、キララ校でした。

私立小学校を探し始めた時に、キララ校を見つけたときにすぐに「ここだ!!!」と感じたほどひかれていた学校。その直感を信じました。

竹早小は素晴らしい学校でしたし、今でも少し未練はあるくらいです。竹早を選んでいても、キララちゃんは楽しく過ごせていたと想像できます。

けれど、その時点の直感でキララちゃんにはキララ校が一番合っていると判断し、通ってみたら毎日楽しく輝く娘を見て、私立であるキララ校を選んだことが我が家にとっての「正解」だったと感じています。

小学校受験は「合格=正解」じゃない

小学校受験では、つい「合格をもらえた学校ならどこも正解」と思いがち。でも、実際に通うのは子ども自身。家庭の考え方や、子どもの性格、今後の進学方針や通学手段――さまざまな要素を天秤にかけて、最後は直感に頼って最適な学校を選ぶことが大切だと思います。

ありがたいことに、キララちゃんは色んな方に「キララ校にぴったりの子」「キララ校らしい子」と言ってもらえます。学校を選ぶ上で親和性の高さは、重要視すると良いと考えます。

これから受験を考えるご家庭、志望校選びの参考になれば嬉しいです。

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