元々国立小学校志望だったのだが、なぜ私立小学校も考え始め、最終的に私立を第一志望にしたのか。
結果的に国立も私立もどちらの小学校にも合格をもらえたキララちゃんでしたが、私立受験を考え始めたのは私立小学校受験まで4ヶ月を切った年長の7月でした。
その後、まさか年長の夏まで微塵も考えたことのなかった私立小学校が第一志望になるとは、その時には知る由もありません。
国立小学校だけ受験するつもりだった‥
元々、国立小学校だけ受験しようと思っていました。抽選もあるし、ダメだったら公立でいいやと。
一般家庭の我が家にとって、私立は考えたこともない選択肢。
キララちゃんママである私は地方出身のため、当たり前に小学校→中学校と公立で、高校も公立（県立）。私の地方では中学受験さえしてる人は見たことも聞いたこともなく、（というか私立中学校自体近隣になかった）小学校受験なんて聞いたこともない世界。
高校受験も基本公立が第一志望、滑り止めが私立という考え方の家庭がほとんど。それ以外は時々スポーツ推薦などで私立高校に行く家庭があるかなぁという程度。
キララちゃんパパは都内で小学校→中学校と公立で、高校は私立。パパの高校受験のときには私立が第一志望だったと聞いて私は驚いたくらい、地方出身の私にとっては、私立の学校への親近感がゼロでした。
キララちゃんが生まれて、キララちゃんらしく過ごせて、いい教育を受けさせてあげたいな、と漠然と考える中で、学費も比較的リーズナブルな国立小学校を知りました。
受けられる国立の小学校だけ受けて、ダメだったら普通に学区の公立小学校に行こう！と考えていました。キララちゃんが赤ちゃんの時から、私は国立小学校の良さを熱弁し、キララちゃんパパも了承。
キララちゃんの性格
キララちゃんには、「住んでる場所で決められている小学校と、テストで受かった子しか入れない制服の小学校がある」と説明していました。
キララちゃん本人の性格は、正義感が強く、とっても真面目。保育園や習い事でも、ふざけて秩序を乱す子がいるとすごく嫌な気分になるようでした。
習い事の水泳では、先生に水をかける子や、指示に従わない子が数名いて練習が進まなくなる事態があり、
今のクラスはふざける子が多いからやだな。私はちゃんと練習したいのに‥他の曜日に変えたい。
と言い出し、習い事の曜日を変えたこともあります。
保育園でも、他の子にいじわるをする子や、なにか制作などをやる時にもふざけてやらない子などがいると心が乱されてしまうようでした。
もちろん国立や私立小学校にも、意地悪をする子やふざける子、指示に従わない子がいないとは限りません。
でも、選考があり、通過した子しか入れない＝誰でも入れるわけではないので、それらの子の割合は圧倒的に下がるはず。
元々真面目な性格で、ちゃんとした子だらけのところがいい、と受験に乗り気のキララちゃん。元々真面目な気質に加えて、さらにはスパイファミリー1にハマっていたこともあり、制服の小学校に試験を受けて入って、ベッキー2のような仲良しの友達を作ってみたい！誰でも行ける学校ではなく、テストを受かった選ばれし子しか行けない小学校に行きたい！とやる気満々でした。
年長の夏まで準備ゼロ・・ゆるい国立小学校受験対策
やる気満々のキララちゃんであったが、国立小受験のための対策はゆるっゆるだった。
小学校受験に関して、準備・対策はほぼ100%、母親である私の役割。
国立の小学校受験には試験の前後に抽選があり、実力だけではなく運も兼ね備えていないといけない。通るかわからない抽選がある限り、すごい本気で対策しても意味あるかなぁ・・と夏まで全く対策をしていなかった。。
その根底には、「抽選もあるし、ダメだったら公立でいいや」っていう私の考えがあった。
とりあえず年長の7月から自宅でテキストを使ってペーパー対策をゆる〜く始めた。
幼児教室にも通ったこともなく、国立対策で課金したことといえば、各種テキストの購入と、国立小学校に強いという幼児教室（塾）わかぎり21で実施している模擬試験を2度（7月末、9月末）受けただけ・・。
突然の一言により事態は変わる・・・
年長の7月‥私立小学校受験まで4ヶ月を切った頃
特に幼児教室などにも通っておらず、受験対策も全くしたこともないけど、ボチボチ自宅でテキスト・問題集を使って問題を解き始めた頃のこと。
パパの突然の一言
キララちゃん、本当に制服の小学校に行きたそうだし、いくら勉強頑張っても国立小学校だけだと抽選で落ちたりしたら可哀想じゃない？私立も見てみたら？
と言い出した！
※娘への説明の便宜上我が家では学区内の公立以外の小学校を「制服の小学校」と呼んでいました
へっ？
私立小学校の受験を考えたこともなかったので驚いたけど、言われてみると確かに、「制服の小学校」に行くことを熱望しているキララちゃん。ふざける子や不真面目な子が苦手。キララちゃんらしく、良い友達・先生に囲まれて、に穏やかな小学校生活を送ってほしい。
確かに、大切な娘キララちゃんの希望だ、叶えてあげたい。
このパパの鶴の一声(?)から怒涛のリサーチが始まった‥
この時は、「国立の滑り止め」くらいに探し始めた私立小学校が第一志望に変わって、それがとんでもないハードな選択だとは知る由もなかった・・・
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