「なぜ保育園や幼稚園は熱心に選ぶのに、小学校は選ばないのか?」
素朴な疑問でした。
0歳児から保育園に行く家庭は6年間、年少から幼稚園や保育園にいく家庭でも3年間、就学前に通園しますよね。
わが子の入る保育園・幼稚園はよさそうなところ、我が子に合っているところを探した保護者が多いはず。
多少費用が嵩んでも、より良い環境を探し求めていた人も多い。
だけど不思議と、小学校は選ばず、学区の公立に行く人が多い。
なぜならそれがスタンダートであり当たり前、と言う考えが主流なことがあります。
私自身も、地方の公立小学校→公立中学校と進み、初めての受験は高校受験であったことから、おそらく娘を地元で育ててにいたら当たり前に公立小学校に通わせたでしょう。
地元では、それしか選択肢がありませんでした。
公立小学校以外の選択肢
しかし東京都内で暮らすようになり、小学校は学区内の公立以外の選択肢があることを知ります。
国立小学校、私立小学校、インターナショナルスクール。
全国的には、公立以外の小学校に通う小学生の割合は約2%ですが、
東京都内に限ると約5%の子が国立や私立小学校に通っているとのこと。
東京都の20人に1人が私立または国立の小学校に通っているんですね。
6年という期間
小学校に通うのは6年間と決して短くない期間です。
6才から12才もの間、自身の興味関心に気づいたり、お友達や先生コミュニケーションを学んだり、人格形成に大きく影響がある、人生の土台を作る大事な時期。
短大は2年間、大学は4年間、医学部だと小学校と同じ6年間。
小中高と基礎をしっかりと積んだ後ですが、大学に進学して専門知識をつけれる期間と同等かそれ以上の期間ということになります。
もし6才から12才の6年間を海外で過ごしたら?英語圏だったら英語、スペイン語圏ならスペイン語・・というように現地の語学は間違いなく堪能になりますよね。
もし6年間何かのスポーツに本気で打ち込んだら?才能次第ですが、プロも夢じゃないですよね。
そう考えると、6年とは相当な歳月です。
大切な我が子へのプレゼント
小受に向いている家庭の記事がありました。THE GOLD ONLINE

こちらの記事にも
(小学校)6年間をどのように過ごさせたいかという視点を持っていることが、小学校受験に向いている家庭の特徴
とありましたが、まさしくうちもその通りでした。
私は娘キララちゃんにとってこの上ない「環境」を与えてあげたかった。
1日の中で睡眠含め最も長く過ごすのは家、その次が学校、次いでその他習い事や遊びなど。
小学生において、小学校の重要性はかなり大きい。どんな小学校で、どんなお友達や先生と、どんな風に学ぶのか。そこから娘はどのように成長するのか。
だからこそ、私は大切な娘キララちゃんちゃんが幸せに過ごせるような「環境」をプレゼントしたいと思いました。
お友達との関わり。願わくばよい友人に囲まれて、生涯の人脈、つながり、一生涯の友情を得てほしい。
6年間の中で、優しい子や気の回る子に囲まれていたら、きっと娘も影響を受けるはず。目標に向けて頑張るような子が多い環境だったら、娘も影響されるはず。
そして良い友達に囲まれたら、娘は毎日楽しく、幸せを感じて過ごせるはず。
志望校との出会い
年長の7月、娘キララちゃんが幸せに過ごせそうな、娘に合っている学校があるのか探して調べ始めると、とある私立小学校に強く惹かれました。その小学校のことを知れば知るほど、「キララちゃんにぴったり!ここならキララちゃんが幸せな小学校生活を送れる!」とと確信し、第一志望に決めました。
志望校との出会いを経て、「娘に幸せな小学校生活を送ってほしい」その一心で小学校受験を決めました。
ここから学費のことや、試験のこと、受験のことなどを調べ始めました。受験を決心した時にはまだその壮絶さや倍率の高さ、難易度の事も深く考えていませんでした。そして年長の夏から対策というのがいかに遅いスタートかということも露知らず・・・。
最終的には第一志望にも他の小学校にも(私立も国立も)無事ご縁をいただき、負けなし、合格率100%となったキララちゃんでしたが、志望校との出会い、そこからひたむきに突っ走って合格を掴みとるまでの日々は、運命的というか、そこに行くことが決まっていたような、なんとも不思議な感覚でした。
【理英会】小学校受験をする理由
小学校受験の大手塾、理英会が調査していました。
やはり学力向上の機会や成長のチャンスである小学校6年間に「環境」を大切にしたいとの声が多数でした。
どちらの家庭も、我が子への「想い」があって小学校受験を決心するのだと思います。
その根底には、我が子に幸せな日々を送り、幸せになってほしい、親の愛があるのだと思います。
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